頂いた鹿肉を口にすると何気なく思い出すことがあります。あるお客さんの車が鹿と衝突し、車が大破してしまい急きょ車の買い替えが必要となり、予定していた住宅の改修が2年ほど延期になった事。この工事は6月に始まるのですが。
鹿との衝突のお話はよく耳にします。ちなみに先程の方は保険で50万円が修理代として出るそうです。阿寒の方へ走ると、山と畑の境などに鹿の防護柵が果てし無く続いている光景を目にします。野性動物を人間が管理するという事は管理する経費も「鹿」の生息する限り必要と言う事なのですね。管理の結果の一つが、頂いた「鹿肉」です。
今から130年程前、鹿を獲物としていた天敵「蝦夷狼」は鹿の乱獲と入植とにより姿を消したそうです。道路で見かける金属製の防雪柵も、雪と風が吹く限り取り外したり取り付けたりしなくてはいけないのです カラマツなどの防風林で一発解決かとおもいますが。
狼の語源は「大神」。農耕民族であった当時、畑を荒らす鹿、猪を狩ってくれる益獣として崇められた動物だったそうです。蝦夷狼をアイヌの人々はホロケウ カムイ (狩をする神)と呼んでいました。
また、人が山林に棲むの狼の縄張りに入ると、縄張りを出てゆくまで、いつまでも後を付けてきたといいます。
「送りオオカミ」の語源はここからきているそうです。語源は大事ですね~。
Comments