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お歳暮

先日、家に帰ると子供が「誰か魚を届けてくれたよ」と言うので物置を開けて見ると、二匹の鮭が入つた大きなビニール袋が置かれていました。

子供に届けてくれた人の名前を聞き、翌日お礼の電話を入れました。彼は大工さんで、お付き合いのとても長い友人の1人です。仕事でもいろいろとお世話になつています。

彼の実家は目黒という所なのです。帯広から飛行機ではなく、車を飛ばして2時間程の所でしょうか。ここから2時間と言う言葉の響きの先には何か思い空気が漂つて来るのですが、東京にも目黒という所がありますが襟裳岬の少し手前にも目黒と言う小さな漁村があります。かれの母親は1人ここに住んでいます。

以前襟裳岬に行く途中、脇道に入り目黒の漁村に立ち寄つたことがありました。目黒は漁村と言うより集落といつた方がイメージが近いような気がします。

前置きが長くなりましたが、ここに1人住む彼の高齢になる母親が目黒の漁協へ仕事に行つていて、定置網に掛かる鮭を狙い、アザラシが鮭の頭だけを食べてしまうそうなのです。本当はゴマちやん、悪い子のようなのです。

頭を食べられてしまつた鮭は売り物にならなくなつてしまい、母親はその鮭を分けてもらい、塩をして息子である私の友人に送つてきたようなのです。

彼は「訳ありの鮭」と言うので、密漁なのかなあくらいにしか思わなかったのですが、この頭の無い鮭のお歳暮には普段、生活の中でつい置き忘れて来た事が入っていたように思いました。

10日程前にはハンテイングが趣味の友人から鹿の肉をドサツといただきました。 いただいたお肉には足は付いて無かったのですが、家族に伝えると「結好です」の一言でした。





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