2週間ほど前になるのですが、郊外を車で走っていて突然結びついた事がありました。
昨年の怪我の時の出来事なのですが、私が救急車で運ばれ集中治療室から病室のベツドへ移され、落ち着いた頃に家族がお見舞いに来てくれました。
心配そうな顔をしていました。「あー、家族だなー」
ところが高3になる娘の顔が見えないのです。「紘子」どうしたの?と妻に尋ねるとこう言うのです。
「紘子は見たいテレビがあるから明日、お見舞いに来るって言ってたよ」
私はこの一言で力が抜けました。
少し古い話になるのですが、日本の円が強い頃に家族で海外旅行に行つた時の出来事です。さきほどの娘と私がホテルのプールで泳いでいた時の出来事なのですが「紘子、ここから先は深くなっているから来るんじゃないよ」と念を押してから私は1人、娘と離れ深いところで泳いでいた時の事です。
あれほどここから先はだめだよと言っておいたのに、娘は足の着かない深いところまで来てしまい、さつそく溺れはじめてしまったのです。
まもなく私は娘が溺れている事に気が付いたのですが、まだ娘の声ははっきりと言葉になって聞こえていたので限の良いところまで泳いでからと思ったその時、なんとプールサイドでくつろいでいた現地の奥様がワンピースを着たまま英語で何か大声で叫びながら娘を助けにプールへ飛び込んでしまったのです。
いやーまいっちやつたなー、近くの父親が助けないでよその奥様に・・・。
気が付いた時、すぐに助けに行っていれば・・・。
私は遺伝子は見えるのか見えないのかよくは知りまりませんが、何か見えたような気がしました。
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