先日、郊外を走っていると(自宅は既に郊外なのですが)何度と無く通っている道なのですが、やはりいつもの習性で、何かを探しながら走つていたところ、感じました。
影なのでしょうか、空気なのでしょうか。
車と私は何となく影のある空気の方へ引き込まれて行きました。
見つけました。石造りのなかなか立派に出来ている現役の倉庫です。
石は多分札幌軟石かと思います。年齢は70歳くらいに見えました。
鉄骨で補強され、元気に仕事をしていました。
あまり時間は無かったのですが、ここまで迷い込んだついでにもう少し道を外れてみたところ、なかなか見かけた事の無いサイロの3本立てを発見しました。
このサイロは既に引退しているのに、何か「ググツ」とした力を感じるのですが、この力は何所から発せられて来るのでしょうか。
何枚かシャツターを押していると、ワンちやんにけたたましく吼えられました。
十勝地方には、ほぼ現役を退く時期に来ているかと思われるレンガのサイロが点在していますが、オランダとかスペインの風車のように、ひっそりと残されていってくれたならと思います。
私の迷い込んだ町は、事務所から20分ほどのとても小さな町です。国道に面して300メートルくらいの町並みなのですが、道路脇に馬が繋がれていてもおかしく無い「西部の町」なのです。
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