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消えてゆく小さな記録

昨年完成した「坂井自転車店」の引越の時に押入れの奥から出てきた「元北部第150部隊在職者名簿」。(コピーさせていただきました)

2年前廃止(廃線)になつた十勝鉄道「会社のあゆみ」。この資料は偶然手に入りました。

北部第150部隊とは今から68年ほど前(太平洋戦争当時)帯広にあった陸軍航空隊を飛行機の修理などあらゆる部門で支えた部隊だそうです。

名簿の持ち主である坂井良平さん(夕日の3丁目の良平さんと笑顔が良くにています)はお話を聞くと当時17歳。今でいうと高校2年生で飛行機エンジンの整備をしていたそうです。名簿を見ていると、先日仕事の相談のあった方のお父さんの名前をみつけました。

名簿に載つている人たちを数えると373名。

名簿は昭和39年に作成されたようで、当時の住所,年齢,職業が丁寧な字で書かれています。

それぞれの人々が、どのような人生を送られて来ているのか、空想してしまうと終わらなくなつてしまいます。良平さんのお話をお聞きした中で「飛行機のエンジン整備員は女性に持てたよ」と聞くと何かホツとしました。(自転車屋さんの良平さんはお仕事、バリバリの現役です)




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