以前、墓場の鬼太郎と言うタイトルのコミツクのお話をした事がありました。
あの2日後には買つていました。子供たちにはよく漫画ばかりではなく、何か物語りでも読んでみたらなどと言っているのですが私も買って来ました。
読み終わって子供達に読んでもいいぞと言ったのですが妻も子供達だれもこの「墓場鬼太郎」には見向きもしませんでした。
話は少しばかりちぐはぐになつて来るのですが、11月の日記のなかで赤ちゃんの鬼太郎をお墓から拾つて来た美談を紹介したのですが、物語を読み進んで行くと結して美談ではありませんでした。
「お母さんは笑顔で」と書きましたが、よく見てみると何処にも笑顔はありませんでした。
鬼太郎赤ちゃんを拾って来た30歳前後の独身男性は鬼太郎のせいで、地獄の片道きつぷを持って地獄へ行って、帰れなくなってしまいました。
ちなみに鬼太郎赤ちゃんを初めて見た母親との会話
「おまえ、いったいどこからこんな子を拾ってきたんだい」
「はあ あの お母さん あのう・・・いえの前に捨ててあったのです」
「そうかい」
本当はお墓から這い出てきたのですが。
私は親子のこの部分の会話に多とも心打たれたのですが。しかし鬼太郎が小学生になった頃、この育てのお母さんを「おばさん」と呼んでいるのです。そして地獄行きのきっぷは往復乗車券では無く片道だったために息子さんは地上へは戻れなくなつてしまつたのです。
話の途中では「おばさん」は鬼太郎の道案内で行方不明の1人息子を捜しに行き、地獄の入り口の穴に鬼太郎を突き落とすのです。そして「おばさん」は狂人になつていました。
とにかく鬼太郎はたくましいのです。誰いうとなく「墓場の鬼太郎」と言うようになった。またその名の如く不気味な子供であつたから 誰1人遊ぶ相手もなく、いつも1人ぼっちだつた。
この所は本から写したのですが、鬼太郎にはたくましさを感じますね。
小学校の図書館でも購入をお勧めしますね。生徒もから校長先生まで皆さんに読んでいただきたいお勧めの1冊です。
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