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修復が前提の御社

12年が過ぎる「北門神社」境内に建つ3カ所の御社の1つを移設する機会がありました。

移設に伴い御社の一部分を解体する機会が有り、境内には御社が3棟あり、そのうちの2棟は当社で建て、もう一棟は京都の寺社仏格を専業とする会社に建設を依頼したものでした。今回移設する御社は「京都製」。

御社を解体移設する経験は初めてだつたので、見積金額を出すのにも当時の少ない図面を開いてみたりとなかなか時間がかかつてしまいました。

仕事に掛かる前に大工さんが調べて見ると、この御社は修復する事を前提にして作られていることが良く分かりました。 

「伝統」と言う言葉の中には最小限の材料で最大の効果をあげ、傷む部分を修復しながら長く使う事が込められていることを大工さん達と再確認した小さな仕事でした。

画像1~小さな「御社」ですが、大切なものが凝縮されている事をあらためて気付かされた仕事でした。


画像2~4月に完成した税理士事務所の撮影です。


画像3~「札内の家」小道の横にバークを敷き、外構工事も完了です。






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