「コツホさんの家」から80年の時を経、親族の住む道南の町へと移された「パン窯」を訪ね、八雲町「三澤牧場」へ行ってきました。
三澤さんへ突然電話を入れ「コツホさんの家が・・パン窯が・・」話の繋がらない突然の電話でも「いいよ」の一つ返事を頂、早起きをして車を飛ばす事6時間。 三澤さんは今年、78歳。
90年前のコツホさんから見るとお孫さんになるわけです。コツホさんの次女がヘルタさんです。
玄関を通り、居間へ入った途端、並みの生き方をされて来た人では無い事が伝わってきました。
居間の豪快な空間の取り方から始まり、デンと構え、渋く錆びた球体の大きな薪ストーブ。
自分の好き勝ってに作った家の様に見うけられました。
初対面の私は落ち着いた三澤さんを前にして緊張していた性か、なかなか上手く的を得た質問が出来ず1時間ほど時間が過ぎてしまつた頃から少しずつ「コツホさんの家」から今日までのことなどを4時間ほど貴重なお話をお聞きさせて頂きました。
とにかく三澤さん「カツコイイ」のですよ!
食事もご馳走になり、私は以前からの友人に会った(大変失礼なのですが)ような親しみを感じました。