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どこかで見た事が

新得町の現場の帰り道に何時も気になっていた建物が有つて、今日は土地のお話でも尋ねてみようと思いこの気になるお家の玄関に立ち、「ごめんください」とかつてに尋ねてみました。

このお家にはお年寄りのご夫婦がお住まいでした。

私は遠慮する事もなく、いろいろ子のお家の事を質問してみました。

構造は堂々としたレンガ造りなのです。

「この家はわしと、父さんの2人で造つたんだわ」と言うのです。

母屋の隣にもまた、堂々としたレンガ造りの物置が落ち着いた姿で建っているのです。

「あの建物は、おばあちゃんでも住んでいるのですか?」と尋ねると「物置だ」と言う答えでした。

大きな窓にはレースのカーテンが下がっていますし、周りもなかなか小ぎれいなのです。私はしつこくも「でも、物置にしては立派過ぎますが?」と、しつこく食い下がると「物置だ。あれもわしと父さんで造ったんだ。」と言うそっ気ない答えでした。

レンガの積み方まなかなかおしゃれで、玄関先に赤いポストのような、高さが1・8M程の丸い筒が立っていました。

私は遠慮の無い次いでに、次から次えと質問をしてしまいました。

この赤いスチールの筒は多分、燻製を造るオーブンではないかと聞いて見ると見事にはずれました。お母さんが「開けてみな」と言うので赤い扉を開けてみるとその中にはきちんと整頓された掃除用具入れでした。



 

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